学歴ロンダリングをオススメする理由5選

お役立ち情報

今回は大学院進学時に感じた学歴ロンダリングのメリット・デメリットについて私の体験談をもとにお伝えします。ネット上で学歴ロンダリングと検索すると根拠の無い情報ばかりで、私も実際に社会人になってからでしたが大学院試験のときははかなり困惑しました。

私が経験したことと同じようなことを感じている方や境遇にいる方に少しでもお役に立てられれば幸いです。

学歴ロンダリングとは

学歴ロンダリングとはもともとはインターネットスラングです。ニコニコ大百科(仮)では以下のように掲載されています。

学歴ロンダリングとは、日本で大学院進学の際に自身の出身大学よりも更に上のレベル(学歴)の大学院に進学することを指す言葉。別名は大学院ロンダリングであり、ネガティブな意味あいで使われることが多い。略称は学歴ロンダ、院ロンダ。

最終学歴が修了した大学院になるため、資金洗浄を表す『マネーロンダリング』にかけ、ネットスラングとして、学歴をごまかす、『学歴ロンダリング』と言われています。

例題とするなら大学院試験時に、自身の卒業大学の大学院ではなく、 旧帝大のような高偏差値の大学院試験を受け、そこに入学することを指します。

例:地方国立大学学部卒 ⇒ 旧帝大学大学院修了

ネガティブなイメージが強いですが、大学院試験をきちんと受験して合格した後に入学しているため『マネーロンダリング』とは違い正規の手法となります。

よく耳にする例としてはMARCH出身者が東京大学大学院に進学する例です。

※「M: 明治大学」「A: 青山学院大学」「R: 立教大学」「C: 中央大学」「H: 法政大学」、それぞれの頭文字を取った造語。

学歴ロンダリングのメリット

様々な点から見ても非常に利点が多い学歴ロンダリングですが、それらメリットの詳細を記載していきます!

多くの推薦、採用の可能性がある

言うまでもなくこの点が一番大きなメリットです。旧帝大ともなれば企業からの推薦面接が多く用意されており、通常選考でも学歴フィルターに引っ掛かることもありません。

改めて詳しく説明しますが学歴ロンダリングだからといって、学部から高偏差値の大学に通っていた方と差別される事は皆無ですし、同じように推薦を受ける事が可能です。

そのため大学院進学後、博士課程を考えていない方にとっては学歴ロンダリングを行った方が確実に就職活動の幅が広がったりと楽になります。

大学院試験は難易度が低い

私自身、嬉しかった点は大学院試験は難易度が大学入学試験の時とは比較にならないほど簡単に感じることではないかと思います。

一般的な大学入試では出題される範囲についてもセンター試験や大学別の試験で多くの科目を学習しなければいけませんでしたが、大学院試験の場合は科目数は多くて4つほどです。

また、過去問と似通った問題が頻出しているため、過去問を全て網羅して解法を学習さえすれば、旧帝大の大学院試験であろうと努力があれば突破することができるのではないかと思います。私の場合は地方国立大レベルでしたが…(笑)

勉強にかける時間が圧倒的に少ないにも関わらず、その後、就職活動で得られるアドバンテージは非常に大きいため、コストパフォーマンスに優れていると言えるのではないでしょうか?

企業が見るのは最終学歴

よく勘違いしている人が多いですが、私が人事・採用担当となり様々な企業の方と話す機会がありましたが、大学院生の場合は意外と出身大学の学部ではなく最終学歴でした。

大学院試験を他大学で考えている方は、一度は『企業は出身学部で学生を見る為、学歴ロンダリングをしても無駄』などという記載を見た事があるかも知れませんが全くのデタラメです。

実際に私が採用担当で知り合った人事の方たちからは、出身学部について重要視するなどの話を一度も聞いた事がありませんし、同じ人事畑に就職した友人たちに確認を取ってみましたが、学歴ロンダリングを軽視し出身学部を重要視している企業は皆無でした。

それでは企業の採用担当者目線で次のようような例で考えてみましょう!

【A:旧帝大学部卒 同旧帝大大学院修了予定】
・大学入試では努力したが、大学ではなんとなく過ごし周りに流され大学院にそのまま進学
・モチベーションは高くなく、主体的に行動できない
【B:MARCH卒 旧帝大大学院修了予定】
・大学受験に失敗したが、努力して大学院試験を突破して旧帝大大学院に合格
・研究熱心でモチベーションが高く、主体的に行動できる

企業はどちらの人材を欲しがるでしょうか?また、企業の採用担当者でなくとも、あなたならどちらの人材が会社に貢献すると判断しますか?

旧帝大学部卒だから「A」と答える方はいないはずです。なぜなら企業は『昔』のあなたを気にしないからです。『今』のあなたがどれほど会社に貢献できるのかだけを考えています。

そのため学歴ロンダリング後は、そのロンダリング先の他大学院生と遜色ない学歴を入手することができ、頑張り次第で就職活動を非常に有利に進めることができます。

就職する気であれば、大学院の研究内容は関係ない

企業が重要視している点は志望者のポテンシャルや行動力、主体性です。研究内容を重要視する採用担当はよほど専門性の高い技術職を募集していない限りほぼいないのではないかと思います。

そのため、博士課程に進学してアカデミックな道を目指す気がないのであれば、正直、自身の学んでいる深い研究などに自分が楽しめながら修了することができれば何でもいいです。

大学院の研究と実際に入社してから携わる業務が一致することは非常に稀で、基本的には入社してから勉強し直す必要があります。

そのため、学歴ロンダリングで研究内容が変わろうとも、失うものはなく単純に高学歴のみを享受することがでできます。

周囲のレベルは意外と低い

学歴ロンダリングをするにあたって気になる点の1つとして、“高偏差値の大学の同期に学力の面でついていけるのか?”と不安があるのではないでしょうか?私自身は社会人経験を経ての大学院進学でしたがかなり不安でした。

しかし、その心配はほとんど必要ないと思います。

きっと、あなたが大学院試験のための勉強を始めたら、何故こんなに問題が簡単なんだろうと疑問を持つのではないかと思います。

その答えは簡単で、その大学院に属する大学(学部)に4年間通っている学生の平均レベルがその程度であるため、それ以上難しくすると落第者が大量に出てしまうためです。

大学生活で、学力を受験期以上に向上させられる人は稀で、大抵の人はぬるま湯の生活が続いて学力が低下していきます。

私が実際に大学院に通うようになって感じたことは、周囲の人たちがが思ったほど理解力が高くはなく、教育の分野を専攻していましたが専門的な能力についても私と同レベル程度でした。中には信じられないほど優秀な方も居ましたが、絶対数としては非常に少く感じましたね。

学歴ロンダリングのデメリット

たくさんのメリットを紹介してきましたがデメリットも存在しますので、その詳細について記載していきます!

回りに同期が居なくなる

同期が居なくなる点が唯一のデメリットではないかと思います。学部時代とは別の大学院に進学するため新しい研究室で新しい仲間と共に頑張らなければいけないため、人間関係を構築するのに時間がかかる方にとっては苦痛な作業になるのではないかと思います。

その苦痛を少しでも軽減させるために研究室訪問を事前に積極的に行ったり、研究室の雰囲気を掴みんでみると良いかもしれません。

また、教授との相性も重要になります。自分がどんなに興味ある研究を行っていても、その研究室の教授と馬が合わない場合は大学院2年間は非常に苦痛なものになるかと思います。

どの点を優先するかは人によって異なりますが、人間関係も軽視しないように入念なヒアリングを行うことを推奨します。

大学院試験対策が難しい場合がある

通常、自分の通う大学から大学院に進学する場合は、友人と一緒に試験対策が行え、過去問も簡単に入手できるため、勉強のモチベーションを保ちつつ比較的容易に試験を突破することができますが、学歴ロンダリングを行う場合は周りに他の大学院を受ける方が少ないため孤独との戦いになります。

また、その大学に通っていなかったため教授が出題する問題の傾向なども掴みにくい場合があり、大学院試験について内部生より周到な準備が求められることも事実です。

基本的に学歴ロンダリングを行わない学生は、上記のことが非常に手間だと感じて簡単に進学できる母校の大学院に進む傾向があります。

しかし、大学院試験対策で手間をかけた分だけ受かった後のメリットは非常に大きいので、その点も鑑みて進学先を決定しましょう!

文系の場合はあまり学歴ロンダリング

文系の方は理系の学生ように学歴ロンダリングのメリットが少ないです。

アカデミックな道に進もうと考えている文系の大学生であれば、学歴ロンダリングをしたことにより、研究環境が変わってより深く学術について学べる利点があります。

しかし、大学院修了後、就職を考えている文系大学生は他の4年制大学卒業者より2年ビハインドを持つことになるため、就活がやや厳しくなると思います。

学歴ロンダリングに関する勘違いとは?

様々な点からメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、大学院進学の際によく学生が勘違いしている点があります。私自身も大学院に進学するときは誤った理解をしていました。

研究室のコネなど無いに等しい

よく就職に強い研究室や企業とコネがある研究室があるといわれていますが、はっきり言ってそのような研究室は存在しません。

確かに教授と採用担当者が顔見知りで採用情報が早めに入ってくるなどの利点はありますが、残念ながらその程度です。採用担当者は人事から研究室単位ではなく、研究科単位で推薦活動するように言われているので、その研究室のみに情報を流すことは絶対にあり得ません。

もしも研究室のコネに惹かれてしたくもない研究を続けている学生の方は、一度身の振り方を考えましょう。研究とは自身が本当に興味を持ち、追求したい事を調査するものです。2年間という長い時間を有意義なものにするためには、何が研究したいのかをよく自分自身に問い直してコネなど気にせずにしたい研究をすればいいと思います。

大学院試験を効率よく突破する為

本項では大学院試験を効率よく突破する方法について記載します。大学受験と異なり、試験は非常に単純なものなので、対応策もシンプルなもので事足ります。

過去問を暗記するほど解く

重要な対策はこの1点に尽きます。ネット上で公開されている過去問があったりするので志望大学院の過去問は全て網羅的に解いて解法を完全にマスターしてみることをオススメします。

教科書や問題集などは基本的には既に学部時代に購入しているもので事足りると思いますが、必要に応じて買い揃えてみてもいいですね。

志望する大学院により出題範囲が異なるため、一概にオススメの参考書を提示することは難しいですが、過去問を軸として勉強を進めるように心掛けてみましょう。

出題の傾向を探る

大学院試験の過去問を網羅すると、大凡出題される重要ポイントがつかめるはずです。そのため、過去問の学習が完了したら出題の傾向を絞って、より深くピンポイントで勉強を進めてみても良いと思います。

大学によっては驚くほど傾向が偏っているところもあるため、自分なりの勉強法で短時間で合格点に達するように工夫してみましょう。

もちろん、試験を作成する教授が変更になった場合は出題範囲も一新されるため、あまり他の分野を勉強しないのは問題ですが、要点を絞ってそこから広げるように勉強することでより深く知識の習得が図れると思います。

まとめ

大学院を卒業後に博士課程への進学は考えておらず就職を希望している場合は、学歴ロンダリングをすることで、間違いなくよりよい職場にマッチする可能性が広がるのではないかと思います。

私自身も進学時にはネット上の情報に踊らされましたが、実際に大学院試験を突破して周囲の新卒で就職活動をしていた同期達の学歴ロンダリングの凄さを体感しました。また、企業の採用担当者は学生の学部など微塵も気にしていません。

理系の方で理系就職を目指して大学院試験を希望している方は、もっと視野を広く回りを見渡してみてください。きっと、もっと最良の選択があることに気づける可能性があります。

それでは今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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