【オススメ漫画】1/11 じゅういちぶんのいち の魅力とモチベーションが上がる名言40選

名言紹介

『スポーツ漫画は好きですか?』

私はスポーツ系の分野は好きでしたが、ドはまりした作品はあまりありませんでした。

そして高校時代の国語教師に「漫画を読め!」を諭されて、今では年間150冊ほど購入し、貯蔵量が60,000冊を超えた、一企業の人事・採用担当です。

今回はそんな私が、就職活動や1つの価値観を考えるサポートとなる作品を紹介させていただきたいと思います。

1/11 じゅういちぶんのいち』は 『ジャンプSQ』 で2010年から連載を開始した中村尚儁さんによるサッカーを題材にした少年漫画です。2012年に『ジャンプスクエア』に掲載誌を移し、2014年まで連載され、単行本は9巻で完結した作品です。

私はこの作品に大学2年生の頃(2010年)に連載が始まり、新刊が出て読むたびに泣きながら読んでいた思い出があります。この記事を書くために読み直しているときも、涙が流れてしまうような本当に泣ける作品です。漫画で泣いたのは高校生の時に出会った『ヒカルの碁』なんですけどね(笑)。

ちなみにこの漫画は実写映画化されていますので、気になる方は見てみるといいかもしれません。参考に YouTube の映画予告編をリンクしておきます。

参考 YouTube|映画『1/11 じゅういちぶんのいち』予告編

今回はそんな『1/11 じゅういちぶんのいち』 の魅力を、あらずじや登場人物、作中の名言を通してご紹介します!

あらすじ

【集英社公式ページ紹介】

中学最後の大会でサッカーに挫折し、ただ真面目に勉強に明け暮れていた主人公・安藤ソラ。塞ぎ込む彼の前に突如現れたのは、女子日本代表の若宮四季だった。
彼女は、自分勝手なドリブラーだったソラに、「サッカーは一人でやるものじゃない」という言葉を残し、彼の元を永遠に去る。
彼女から、自分に足りなかったものを教えられ、忘れかけていた情熱を取り戻したソラは彼女の想いを受け継ぎ、高校でサッカー部を創設する。
そんなソラを巡る様々なドラマが、時空をまたぎ紡がれる―――!!

『1/11 じゅういちぶんのいち』はサッカーをテーマとしたオムニバスストーリー作品で、主人公『安藤ソラ』及び彼の周りに集まってくる人々にスポットを当てて、彼らの日常を描いていくという作風です。
 
そしてこの作品の特徴は1つひとつの話は独立しているものの、全体的に見れば1つの作品になるような構成で作られていることです(簡単に言うと、一つのチームに絞り、選手一人ひとりにスポットを当てて作られています)。

修学院高校時代

安藤ソラは自分の才能に見切りをつけ、サッカー選手になるという夢を諦めようとしていた。そんな時、彼は自分がプロを目指すきっかけとなる一言をくれた幼なじみである若宮四季との再会を果たす。そして、サッカーは一人で挑むものではなく、11人の仲間が一丸となってプレイするものだということに気づく。再度、プロサッカー選手を目指すことを決めたソラは、手始めにサッカー部のない修学院高校で部を作ることから始めようと決心する。

横浜プロ一部時代

修学院高校を卒業後、安藤ソラは足達拓実からスカウトされていた横浜のプロ一部に加入する。そこでセカンドゴールキーパーである神崎真臣や、ポジション争いをすることになる青柳大貴と出会い、ソラは人間としてそしてサッカー選手として、さらに高みへと到達する。この時代ではソラ自身よりも周囲の人たちの成長がメインに語られている。

フィラデルフィア・ユナイテッド時代

横浜のプロ一部で実力を認められた安藤ソラは、北米にあるフィラデルフィア・ユナイテッドへと移籍する。しかしアメリカのサッカーとソラの目指すサッカーのスタイルはあまりにもかけ離れており、なかなかチームに馴染むことができなかった。それでも持ち前の明るさと、若宮四季から11人でプレイする大切さを学び、ソラは少しずつチームを良い方向へと導いていく。だがそんななか、ソラは膝の故障で長期離脱、初年の出場は絶望的と告げられる。それでも自分は諦めるわけにはいかないのだと、ソラは必死に練習に取り組む。

ロンドン・ランベス時代

ワールドカップでの安藤ソラの活躍を見たジェイコブ・クレスウェルが、フィラデルフィア・ユナイテッドから引き抜く形で、彼がオーナーを務めるロンドン・ランベスにソラを移籍させる。そのチームは全世界の有名選手が集うドリームチームだった。しかし選手の実力のわりに、ロンドン・ランベスのチーム成績はかんばしくない。ソラは敗北の理由が「新しい選手が加入してばかりで、チームワークがまったく育まれていないからだ」とクレスウェルに指摘する。しかしチームの方針に口を出してしまったことで、ソラはクレスウェルに目をつけられ、万年ベンチ入りを宣言されてしまうのだった。

サッカー漫画として一線を画すポイント

サッカープレイヤーである安藤ソラを中心にしたオムニバス物語…

ソラの人生を邂逅するように彼の人生に関わってきた人たちの物語が綴られている青春群像劇であり、『1/11 じゅういちぶんのいち』がよくある王道の全国制覇を目指すようなサッカー漫画とどう違うかを紹介していきたいと思います。

人間模様が丁寧に描かれる青春群像劇

この漫画が他のそれこそ星の数ほどある他のサッカー漫画と一線を画していたのは、数少ないサッカーの試合シーンでも重要なルールやテクニック等を素人にもわかりやすい説明しつつ、コマ割りや擬態語等試合の臨場感や緊迫感がとても丁寧に表現しながら、主人公のソラを取り巻く人間模様に重点が置かれたことだと思います。

もちろん主人公のソラもです。時系列は必ずしも連載日時順ではなく、少年期〜現役引退期の広い期間に渡ってましたが、題名通りな彼の「信念」はブレることがありません。

最前線のプレイヤーだけではなく、そこから一歩引いた人たちも主役にしていることでサッカーがもつ魅力や力というものを幅広く感じることができ、なによりもみんなサッカーを愛するという共通点があるところです。

彼、彼女たちはソラの関係者としての出演するのではなく、そのときばかりは主役となり物語が展開されて、これはソラのフィールドプレイヤーとしての信念でもある「11人の内の1に徹する」というコンセプトにも符号して物語とリンクさせてあったことに一貫性を感じました。

この青春群像劇のメッセージとしては“続けることで夢は叶う、努力することの大切さ”を謳っているため、スタンダードではありつつも、ここまで真正面から描かれた青春群像劇はなかなか拝めるものではないのではないかと思います。

さらに一部の単行本の巻末には作者が以前に手がけた読みきりが収録されており、そちらも青春ヒューマンドラマを中心とされています。

サッカー漫画らしからぬサッカー漫画、そんなリアルなところが共感でき、感情移入もしやすくオススメです!

自分の経験と照らし合わせることができる登場人物

先ほどからずっと「主人公を取り巻く人間模様」を強調している通り、この漫画では、主人公の安藤ソラとその仲間やサッカーに関わる人々のヒューマンドラマですが、ストーリーはソラを中心に展開していくわけではありません。そのため主人公がまったく登場しない話もあります(笑)。

後ほど紹介する『登場人物・キャラクター』の中には、「ずっと出場機会がないプロ選手」「楽な方に流されてきた高校生」「人の人生を左右する力を持つスカウト」「自分の夢を追うライター」「娘の結婚に葛藤する父親」など、自分の経験と重なる登場人物が必ず1人はいるのではないかと思います。

また、1つの話の中で主人公のソラが大勢の前で壮大な夢を語っているシーンがあります。

そして、このシーンでは1人を除いて、夢を語ったソラを笑いながらバカにしている人たちの様子が描かれています。

漫画の世界だけでなく、現実の世間の人は無謀な夢を語っている人がいたら「そんなこと無理だろう」「ちゃんと現実を見て、自分に合ったことをしなさい」と言って鼻で笑ったり、バカにする人がいると思います。(たとえそれが、本人のためを思っていたとしても…)

それはある意味しかたのないことかもしれません。夢を叶えることのできる人なんてほんの一握りという認識が一般化している世の中であることは確かです。

人前でこのシーンのように夢を語る人というのはバカにされるということをわかっています。だからこそ、夢を語っている人の大切な友人や恋人・家族は話をちゃんと聞いてほしいと思います。 たとえ相手のためを思って言っているのだとしても、話だけは真剣に聞いてあげてほしいのです。

夢を語る勇気はキラキラしています。色々な苦悩と世間への反発を乗り越えて頑張って努力している人というのは、とてもキラキラしていると感じますし、先ほどの1つのお話しは「キラキラ」に衝撃を打たれる高校生のお話しです。

この『1/11 じゅういちぶんのいち』では、そのような友人・仲間・恋人・家族が夢を追う人を信じている感動の物語が数多く描かれています。

まさに、涙なしでは読むことのできない漫画であり、泣いたあとには必ず元気をもらえるのではないかと思います。

モチベーションが上がる・心に刺さる名言集 40選

数多くの登場人物が発した言葉の中で、特に「モチベーションを上げてくれた言葉」や「グサッと心に刺さる言葉であり、より魅力的かつ就活や社会人生活、キャリアを考えるうえでも多くのヒントともなるであろう言葉をご紹介します。

サッカーの神様に選ばれた人間?俺はなんて馬鹿なことを思ってたんだろう。

自分には才能が足りないんじゃない。それを認めて補おうとする努力が足りないんだ。

~ 安藤 ソラ ~

今いる場所がどこであっても、目指す場所は変わらないよ。

~ 安藤 ソラ ~

本気で変わろうと思えるなら、きっと人は変われます。

~ 安藤 ソラ ~

悲しい思い出は、より良い思い出で上書きすればいいだろう?

~ 安藤 ソラ ~

あの歌ってさ、エースに憧れる名もない選手の歌なんだよ。

…だから「いつか決める」なんだ。今はできない。

背伸びしないでさ、今出来ることからやったらいいんじゃないか?

~ 安藤 ソラ ~

…「俺は俺は」って一人でやろうとするなよ。11人もいるんだぞ。

お前が必殺シュートを決めなくても勝つことはできる。

…その娘のためにも大事なのは、チームのために何ができるかだろ?

~ 安藤 ソラ ~

他の誰が見限ったとしても、俺は絶対に諦めない。

~ 安藤 ソラ ~

ゴールでもアシストでもない、一見この走りは無駄なものに見えるかもしれない。

でも、そんな無駄かもかもしれないことを全力でやることがきっと、面白いサッカーに繋がっていく。

~ 安藤 ソラ ~

ボールを奪われて終わりじゃサッカーの練習として不完全だろ?重要なのはその次だ。

…ボールを失ったとき、つまりチームが一番苦しくて足が止まりそうな時に、どれだけ早く次の行動に移れるか。

そこを練習から鍛えたいんだ。

~ 安藤 ソラ ~

…緊張するのは、この日の為に頑張ってきたって証拠だろう。

いい加減にやってきた奴は緊張なんかしない。

俺も試合前はいつも緊張してしまうんだ。

それまでの練習を必死にやればやっただけ…な。

…でも本番が始まりゃ努力は嘘をつかない。

…だから大丈夫、きっとうまくやれる。勝つぞ。

~ 安藤 ソラ ~

…興味がないって切り捨てたら…、そこで終わりだろ?

まずこっちが分かろうとしなきゃ、相手だって分かってくれない。違うか?

~ 安藤 ソラ ~

もう終わった試合にもう終わった選手が入っても…何も変わらないと?

…分かってるよ。みんなに心のどこかでそう思われてんのは知ってる。

…でもな…、これだけは言っとくぞ。俺がもう終わった選手だなんて、俺は思ってないぜ。

~ 安藤 ソラ ~

…もしかしたら、自分の力のなさに絶望する時が来るかもしれない。

…あるいは、自分以外の誰かに自分の限界を見限られてしまうかもしれない。

…でも、どんなに苦しい時もどんなに悲しい時も、強い意志を持ってサッカーと向き合い続けるんだ。

…サッカーの神様がお前を選ぶんじゃない。…お前がサッカーを選ぶんだ。

~ 安藤 ソラ ~

マネージャーは…ゴールもアシストもできない。結果に直結することは何もできない。

でも…それでもチームのためにできることはきっとある。

それは決して無駄なことなんかじゃない。

~ 篠森 仁菜 ~

たぶんソラくんは…「オーナーさんにいいところを見せよう」なんて思ってない。

多分ソラくんは…いつも通り、この11人の中の1人として試合に勝ちたいだけなんだと思います。

~ 篠森 仁菜 ~

決めるのはあなたよ。あなた自身が進みたいと思う道を選びなさい。

~ 篠森 仁菜の母 ~

父:お前も苦しい思いをしたんだ…走っていたばかりいた高校時代を何度も後悔したことがあるだろう?

母:いいえ、だってそうでしょう?あの時があるから私はあなたと出会い、そしてこの子に出会えたんです。

だから、私は誰よりも必死に頑張るあなたを見続けたあの高校時代を一度も後悔したことはありません。

~ 篠森 仁菜の母 ~

もし、もし今の俺をおまえ(過去の自分)がみたらどう思うだろう。

なあ、もそも許してもらえるなら、もう一度だけこの俺に、もういちどだけ生まれ変わるチャンスを。

~ 越川 凜哉 ~

お前がいればチームは絶対に強くなる。

お前は俺たちのチームに絶対必要な仲間なんだよ…!

~ 越川 凜哉 ~

俺が何度でもボールを拾うし…、何度でもボールを奪ってやる。

何度失敗したっていい…。俺たちを信じて何度でも行け。

~ 越川 凜哉 ~

準備すれば俺みたいなヘタクソでもキラキラ輝けるんだ。

たとえそれが一瞬だったとしても。

…だから俺が輝くのは一瞬でいい。一瞬でいいんだ。

~ 越川 凜哉 ~

例えば木でも何でも一生懸命生きようとしている瞬間はさ、私にはキラキラした光みたいなのが見えるわけ

…だからさ、私はこのカメラっていうスーパーマシンを使って、そのキラキラしてる一瞬を永遠に切り取りたいわけよ。

~ 皇 千夜子 ~

理想に辿り着けるのはきっと理想の道筋を辿ってばかりの人間じゃない。

どんなに理想から外れても、どんな場所にいても、それでも理想を追い続けられる人間がその理想に近づけるんだ。

~ 加瀬 博樹 ~

…だって君がいくら上手いとはいえ、それなりの選手なら今頃はサッカーの強豪校にいなきゃいけないはずだ。

…だけど現状はサッカー部自体なかったようなレベルの高校にいるんだよ…?

理想から外れた道に進んでしまったのなら、現実を見なきゃいけないはずだ。

…なぁ、そうだろう…?

~ 加瀬 博樹 ~

独りよがりながらもチームのエースであろうとした安藤と、レギュラーになれないからとチームを逃げ出した自分。

本当に仲間のことを考えていたのはどちらだろう。

~ 真壁 慎一郎 ~

瞬くんがサッカーをやめたのはね…、あの鳥カゴって練習をやった時のミスと一緒。

あの子は一度ボールを失っただけでフィールドを出ちゃったのよ。

…だけど、それじゃダメだった。瞬くんはすぐにボールを追いかけるべきだった。

~ 小田 麻綾 ~

…あの子の胸の中にはポッカリ穴が開いている。

その穴はあの子が失った丸いボールの形をしてる。

…結局それは、サッカーでしか埋められない穴なのよ。

~ 小田 麻綾 ~

たとえ必殺シュートを打てなくても、こんな俺にもできることはあるんだ。

~ 山中 寛太 ~

俺が自分を信じられなくてどうする。

~ 神崎 真臣 ~

俺はレギュラーの座を守りたいからGKになったのか?

違うだろ。今この瞬間のゴールを守る姿を家族に見せたいからGKになったんだろう!

~ 神崎 真臣 ~

現状を受け入れろ。今いる場所から目をそらすな

その上で自分にできることを全力でこなせ。

自分なんかよりよほど覚悟を決めて闘っていた彼女のように。

俺はお前みたいにキレイに咲けないかもしれない

ただ、叶うならば不格好でいいから強くありたい。 強くしなやかな花のように。

~ 青柳 大貴 ~

売り物の花はね…、野生の花と違って生まれて死ぬまで同じところで咲いているわけじゃないの。

どんな人に買われるか、どこに辿り着くか見当もつかない。

…もしかしたら、ずっとお店のディスプレイにいるままかも…。

でもね…、どの花も必要とされたところでただ一生懸命キレイにその花を咲かせようとしてる。

~ 青柳 藍 ~

何だよ…、やっぱり無理なんじゃねーか…。

違う。どんなに絶望的な状況でも決して諦めず最後まで勝利を狙う、…それがあの人。

…それが、安藤ソラという選手なんだ。

~ 狭川 遼馬 ~

スカウトは、人一人の人生を狂わすことのできる職業だ。

しかしだからこそ、挑戦すべき時があるのかもしれない。

自らの人生を懸けた、選手とともに。

~ 堂本 誠治 ~

三匹の子豚ってお話って知ってる…?

もしもあの話にオオカミがいなかったらどう思う

平和な土地にただ家を作るだけなら藁や木でもいいし、その方がずっと早くて簡単にできる。

レンガで家を作るなんて行為は、荒唐無稽だって笑われても仕方がないかもしれない。

だとしたらレンガの家を作ったブタにとってオオカミは“目標”って言いかえられると思わない…?

強いオオカミがいたからこそ、目標が大きかったからこそあのレンガの家を建てたブタは必死に頑張れた。

…それに対して他の二匹はただ家を作ることしか考えていなかった。目先の目標しか見えていなかった。

その目的意識の差が三匹の名案を分けた大きな差。

だから私も強いオオカミに勝ちたいから…一生懸命頑張るの。

~ 大神 遥夏 ~

どうしようもない人間かもしれない。

でも…、だけど…、倒れたじいちゃんを見捨てるような最低の人間にだけはなりなくないんだ!

~ 吉岡 航 ~

どうしようもない人間かもしれない。

でも…、だけど…、倒れたじいちゃんを見捨てるような最低の人間にだけはなりなくないんだ!

~ 吉岡 航 ~

お前が言ったのだ。「まずこっちから分かろうとしなきゃ、相手だって分かってくれっこない」と。

…俺はお前の記事を書きたい。お前というフットボールプレーヤーが「ここにいる」と世の中に伝えたい。

…だから俺はお前のことを分かりたかった。ただ、それだけだ。

俺はお前の過去よりも未来に賭けるよ。

~ 御手洗 恭輔 ~

俺だ。目の前に俺がいる。誰も分かってくれなかった、ずっとひとりぼっちだった。

だが、それでもなお「自分はここにいる」と声をあげ続けている。

~ 御手洗 恭輔 ~

どうしようもない人間かもしれない。

でも…、だけど…、倒れたじいちゃんを見捨てるような最低の人間にだけはなりなくないんだ!

~ 吉岡 航 ~

うわべだけ、形だけで何が悪い。

…茶道だって同じだろう。最初から本当に心を籠めて作法をやれる人間なんかいない。

作法ができるようになってからこそ心が点る。おいしい茶がのめるようになる。

…お前もそうだったろう。…それにな、お前は来てくれた。普段は小遣い目当てだとしてもだ。

ワシが倒れたら、お前が一番に飛んで来てくれたんだ。

形から入って心に至ることもある。…お前はそれが出来る子なんだ。

~ 吉岡 航の祖父 ~

私は、また大切なものを失おうとしているのだろうか?

また心に傷を負うのだろうか。あの時と同じように。また…。

…今、ようやく分かった。…失うのではない、託すのだ。

~ 篠森 勇人 ~

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この作品は周囲から見た主人公を描くこの作品は他のスポーツ漫画と違い、サッカーという競技を知らなくても「登場人物の物語」を誰でも楽しめる、よくある王道ストーリーとも一線を画す、私の中では完結済みの少年漫画で最高傑作だと思っています。ちなみに同作者で『青のアインツ』というゴールキーパーに視点を当てた漫画も傑作です(笑)。

少年誌掲載作品らしく非常に清々しい内容に仕上がっていて、個人的には非常に楽しく読むことができる作品です。しかしながら、青春群像劇として人間模様にスポットを当てた作品であるため、友人にオススメした際は「これはサッカー漫画じゃない!」と否定されたこともあります。

ヒューマンドラマ作品として、それを王道ではないストーリーのサッカー漫画として良いのか悪いのかは判りませんが、スポーツ系の漫画がが好きで、前向きな少年漫画が好きな方にぜひオススメしたいですし、以下のことに共感したい方には確実にオススメできます。

■ 叶えたい夢がある
■ 挫折した経験がある
■ 友情・家族・愛など信頼するということを知りたい
■ 泣きたくても泣けなくなってしまったとき

また、お気に入りの名言は見つかりましたか?

私自身、主人公のソラをはじめ、登場人物1人ひとりの感情がこもった言葉は本当に深く心に染み入るものばかりで、就職活動時や社会人になってモチベーションが下がったときに、一度立ち止まってじっくりと考える時間とらさせてくれた経験があります。

就活のときはもちろん、学校や会社、その他組織に所属していて、落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『1/11 じゅういちぶんのいち』の名言で元気づけられる方も人も多いのではないでしょうか?

「チャンピオンズリーグで優勝し、世界で最強のチームの1/11になる」ことを目指すサッカー選手・安藤ソラを巡る様々な人間模様を描いた感動のヒューマンドラマがもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。

それでは今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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