発想力を凌駕する発信力 ~野望ノート~

キャリアの手助け

突然ですが質問です。

『大勢でご飯を食べているときに、目の前の大皿に唐揚げが1つ残っていたとしたら、どうしますか?』

そのから揚げを食べますか?それとも、他の人が食べたいんじゃないかと手を出せないですか?

このような場面をきっと、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

私たちの生活の中には、このような選択をする場面がたくさんあるように感じます。

しかし一方で、このようにも感じていました…。

“ 思ったことを言葉にすることが難しい ”

頭ではわかっていても、なかなか言おうと思ったら言えないということもあります。

そして私は、 自分の思ったことを全く伝えられなくて、数々の挫折や後悔を経験したことから、

“ できるだけ「思ったこと」や「やりたいこと」を人に伝えるようにするべきだ ”

という、自分なりの答えに行きつきました。

今回は自分なりに見つけた「思ったこと」や「やりたいこと」を人に伝えるということについて、私の想いを綴りたいと思います。

言葉にできない理由と伝える意義

「思ったことを言葉にすることが難しい」と感じるのは様々な要素があると思います。

■ 勇気がない
■ タイミングがわからない
■ 空気を読めない
■ 波風を立てたくない

勇気を出して人に伝えるというのは、なかなか難しいことです。

タイミングがわからなくて伝えられないとか、空気を読まないと嫌われてしまうんじゃないかとかか考えてしまいます。

また、波風を立てない方がいいんじゃないかと思って、ついつい遠慮してまったりもします。

さまざまな不安が私たちの中にありますし、私自身は強くそう感じるときがあります。

私は高校の頃、自分の「思ったこと」や「やりたいこと」を全く伝えられずに、勉強も部活も友人関係も家族関係もぐちゃぐちゃになった経験をしました。

だからこそ、現在の私はできるだけ「思ったこと」や「やりたいこと」を人に伝えるようにしています。

先ほどの唐揚げの話であれば、「食べるよ」と言ってパクっと食べたり、「これ食べないの?」と人にすすめたり、とにかく相手に対して伝えるようにしています。

高校の頃の経験で、自分の中で大事にしている学びが1つあります。

“ 思ったことを言わないのは、思っていないのと同じ ”

ということです。

これは決して、ワガママになろうとか、めちゃくちゃなことを言うということではありません。

『自分の想いを相手に伝えないと、もったいない』というふうに捉えてもらえたらと思っています。

■ 自分だったらこうするけどな
■ このやり方がわからないから教えてよ
■ ありがとう
■ ごめんね

といった、シンプルな考えや感想、感謝などを相手に言うことが大事だと私は思っています。

制限を乗り越える野望ノート

私は一企業の採用、研修担当として仕事をしていますが、人事としていろんな会社の制限やルール、約束の中で人にものごとを伝えていくことに対して、日々格闘してもがき苦しむそんな毎日を過ごしています。

私たちの生活の中に制限やルールはたくさんあります。

例えば時間やお金、体力やリソースなど人としての部分などもそうだと思いますし、こういったものと日々格闘しながら、私たちは世界を前に動かしていると感じます。

私もこのような制限があると、突き抜けた表現をしようとか、いままで誰も言わなかったことを伝えようみたいなことが難しくなったり、ときにはできなくなったりしてしまいます。

そんな壁を突破するために私はあるものを作って活用しています。

それは…

『野望ノート』
 やりたいことを想像し、仲間に共有するためのリスト

という、私たちが想像するあらゆるやりたいことを、とにかくひたすら書きまくるというリストです。

こんなことやりたい! あんなことやりたい!というのを書きまくり、それを仲間に共有していきます。

この『共有』というのことがとても大事です。

「私たちが思っているやりたいことをとにかく書いて共有する」

とてもシンプルで誰にでもできることなんですが、めちゃくちゃパワフルなツールになります。

実際に私が野望ノートを活用した例を紹介します。

それは教育関連に関するNPOを立ち上げるという仕事?(活動)です。

NPOを立ち上げるには10人が必要で、まずは同じ想いを持つ仲間を集めました。

そして野望ノートを作り、私たちが活動を進めていくうちに野望のリストは膨らんでいきました。

私たちはやりたいことをとにかく書きまくったからです。

■ ポスターをつくる
■ 名刺をつくる
■ リーフレットをつくる
■ Webサイトをリニューアルする
■ テレビで紹介される
■ 学校で特別授業をする
■ 本に掲載される
■ ラジオに出演する
■ 文部科学省に訪問する

「こんなことができたらいいね!」とか途方もない野望を書き続けました。

実際の作業レベルの活動では、例えば動画を撮っても編集などをしたことがないので、「やり方なんかわからないけど、とりあえずやってみよう」というふうに私たちは進み続けました。

そして野望ノートのリスト項目は、自分たちが挑戦していく道しるべとして、自分たちを導いてくれるものとなりました。

いろいろ手探りでやっていくうちに、自分たちの想いを発信していくうちに、応援してくれる人がサポートしてくれ、助けてくれました。

そうしてNPOを立ち上げ、自分たちの想ったことを常に言い続けていくことで、それらが形となりました。

しかし、私たちが野望ノートにたくさんの想いを書いたからといって、もちろん全てが実現したわけではありません。

実現どころか、何をしていいのかわからないものもいっぱいあります。

例えば、テレビ局に「これをテレビで取材してもらえませんか?」と売り込みに行きましたが、「それは視聴率が取れなそうだね」と言われて断られたこともあります。

それでも野望という名の想いを書き続けました。

書き続けはしますが、書いたことが実現しなくても私はいいと思っています。

野望ノートのリスト項目に次々と想いを付け足していくことが大事だったり、想像を膨らませることが重要だと思っています。

また、意外と中には時間が経ったら、以前はできなかったけど、いつの間にかできるようになっていたみたいなこともあります。

大切なのはリストに自分のやりたいことをちゃんと書いて、誰かに共有するということが大事だと思います。

さいごに

私は思ったこと伝えてこそ、意味があるのではないかと思います。

やりたい何かを達成したいとき、まず、何かをやりたいと思ったとき、
“ 思ったことを言わないのは、思っていないのと同じ ”

思ったことを口にするのは、人を動かすパワーになります。

ときには図々しくあっても良いと思っています。

自分がワクワクする気持ちを人とシェアすることが、何かの始まりになるのではないかと思います。

最初の唐揚げの話に戻ってきますが「これ食べていい?」「食べないの?」といった、まずはそんな小さな想い(野望)から声を出して伝えることを始めてみると、自分の見る景色が変わりはじめるかもしれません。

頭ではわかっていても、なかなか言おうと思ったら言えないということもあります。

大切なのは「思ったこと」や「やりたいこと」を人に伝えるということかもしれません。

それでは今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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